今月号の中央公論に、養老孟司寄稿

中央公論2月号

「東大は賞を出すほうだ。もらうほうじゃない!」。かつて京大出身の利根川進氏が、ノーベル賞を受賞した時、また京大出身の研究者がノーベル賞を取りました、との電話に対して、養老孟司はこう言って電話を叩き切ったという。

今月号の中央公論は、「大学の敗北」という特集をやっており、その中(巻頭)に、養老孟司の文章が掲載されている。

養老孟司と言えば、数年前、新潮新書が創刊された際に出された「バカの壁」の大ヒットを思い出す人も多いと思うが、このようなベストセラーを持っている割には、その著書は決して多くはない(目に付くものが少ない、と言ったほうが良いか)。

しかし、今回の中央公論での扱いを見ても、決して無視はできない(注目すべき)論客だと俺は見ている。

今回の「大学の敗北」(冒頭)にしても、どこかで書かれていたインターネット論にしても、さすがに齢70を越えているだけあって、非常に深く考察された言葉を書かれる方だと思う。加えて、ユーモア(毒舌)もある。

養老孟司には、不勉強な編集者を「勉強しなおしてこい」と叱りつけたエピソードもあり、取材対象としては、決して良い人物とは言えないが(苦笑)、俺のように、養老孟司の文章が載っているからという理由で、今月号の中央公論を買った人は案外多いのではないだろうか。

いずれにしても、貴重な「ご意見番」なのである…(笑)



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