つながりでイメージするのは何だろう。例えば人と人とのつながり、経験と経験との交わり。
かつては俺も、京都にある子育て支援の団体をつなげたいと考えていたことがあった。学生時代からそれらに関わってきた自分としては、京都には素晴らしい活動を行っている団体が多く存在することを知っていたし、そしてそのほとんどが、団体内の活動にのみ熱心で、自己完結してしまっていることを残念にも感じていた。
しかし、である。京都きっずプロジェクトの行っている、団体をつなげるという活動は、もったいないを動機とする俺の思いとはまた違ったところに端を発する。代表の迫さんいわく、「自分たちの地域の団体をより良くするにはね、京都にある全部の団体が良くならないと駄目だとわかったのよ」。
一人はみんなのために、みんなは一人のために。小学校で何度も復唱させられた言葉を思い出した。
京都きっずプロジェクトは、当時同じ思いを持っていた団体がつながることで生まれた。それからの活動の中では、つながりを意識するあまり自分の地域の団体の活動が疎かになってしまっているのではないかと、それぞれの活動に戻って行った時期もあったという。しかし結果として、つながりがあるからこそ地域の団体も活性化していたことがわかったのだ。
京都きっずプロジェクトはいつなくなってもいい、と迫さん。それは、団体であることにはこだわっていないということ。だからその一方で、つながり、出会うことの大切さを強調される。
団体同士が出会うことで京都全体のレベルが上がる。「出会い」がつながりをつくることなのだと強く感じたのだった。




