‘NPO、広報の活動’ カテゴリーのアーカイブ

NPO広報として、広報講座に参加した

2009 年 7 月 5 日 日曜日

現実的にNPOを作るのは難しい。どんな活動をするのか、それは既存の団体ではできないことなのか。

今回の広報の講座には、本当に様々な活動を行っている団体が参加していた。国際協力から、アート、地域のお祭りと、その分野は多岐に渡る。そして、こうした「広報」の講座に参加しているくらいだから、それぞれが多くの人に知ってもらうだけの活動を行っているということだ。つまりそれは、社会貢献活動だということ。

俺は前に、NPOの閉塞性ということを書いた。簡単に言うと、自分たちの活動の範囲を出ないということだ、意識が。自分たちの活動だけで自己満足してしまう。

しかし、それはそれで良いのかもしれない。全ての人が、大きな視点からNPO業界を俯瞰する必要もないだろう。それは、個人ではなく、組織として考えていれば良いものだ。
(それもできていないから問題なのだが)

冒頭に書いた、いたずらにNPOを増やさない方が良いというのは、こうした理由に拠る。

さて。今回の広報講座、所属するNPOにお金を出してもらっての「勉強」に行ったわけだが、それは同時に、ライターとしても役に立つものだった。

話の論点は、広報の3つの手段である、広告枠の購入、取材をしてもらう、自ら発信、のそれぞれの説明があった後、参加者のほとんどが希望した、「取材をしてもらう」方法に絞られて行った。
これは講師も予想していたらしく、レジュメでも半分くらいのスペースが、このテーマに割かれていた。

ここでライターとしての俺の立ち位置は、非常に面白いものとなる。
取材して欲しい団体側と、取材をするメディア側。ライターというのは、実はそのどちらにも属していない。何故ならライターとは、メディアに依頼されて取材するものだからだ。

そんなわけで、今回の広報講座、もちろんNPOの人間としてその技術は学んだが、第三者の目を通して受講することで、物事を俯瞰して捉えることができた。そして思ったのが冒頭の一文。

NPOを作るのは、現実的に難しい。

そしてこれは、NPOを作るということでなくとも、何かをしてみたいという俺自身の思いの現れなのであった。

NPO総会、「いよいよこれから」

2009 年 6 月 16 日 火曜日

土曜日に行われた、NPOの「総会」は、初めて俺が、このNPOの表舞台に出た(を見た)「場」だった。なるほど、この顔ぶれがこの団体を動かしているのか。

今回の「総会」、俺にとって、予想外に得るものの大きいものとなった。ここではその思いを率直に書きたい。

まず、このNPOにとって、今年は10周年に当たるらしく、早速と言っては何だがアイデアが出されたのだが、その中から一つ。

「お金儲け」というのは、半ば冗談で言われたものだが、NPOの可能性という意味で、非常に大切な要素だと思った。
もちろんNPOは「非営利」団体なので、直接それを目的にすることはできないが、NPOで活動している人が、それで「食える」というのは大事なことなのではないか。
つまり「NPOで働く」ということ。

それから、今回出席されたそれぞれの所属団体から、活動のアピールが為されたのだが、一般に「○○のため」という中でも、これ程様々な活動が企画されているのか、と目を見張るものがあった。改めて、市民の力を感じた瞬間だった。

そして、それを束ねるこのNPOは、今後どのような存在になって行くのか。創立10周年という、まだまだ若い団体の「これから」を左右する、「広報」というポストにありながら、その責任を思った。

「さあ、いよいよ広報の仕事だよ」

そう言った理事T氏の目には、明らかにこの日の総会の中で固めた「思い」が宿っていた。
俺は頷きながらも、俺はこの人と「対等」に事を構えて行かないといけないと思っていた。

NPO広報、ルポタージュは欲張り過ぎか

2009 年 5 月 23 日 土曜日

「○○といいます。よろしくお願いします」

突然差し出された名刺に、俺は少し面食いながらも、自分の名刺を差し出した。
ヘー、NPOにもちゃんとした名刺があるんだ、と感心しながら。

初めて会う団体、初めて会う人。普通なら人見知りするところだが、会うのがNPOだというだけで、俺はほとんど緊張もしなかった。慣れているのだ。

俺がNPOの広報をすることになった(正式にはまだ決まっていないが)きっかけは、NPOについてネットで調べものをしている時にたどり着いた、あるサイトの「広報募集」の文字だった。
そのサイトがつまり、今回訪れることになったNPOのサイトだったわけだが、見た瞬間に、「これはチャンスだ」と思った。
募集している側にとっては、そういうのは「珍しい」とのことだったが。

*会報作成
*ニュースリリースの発信
*HPやブログの活用
*事業紹介リーフレット作成
*チラシの配布やリーフレットの配架依頼
*配布物の発送作業ボランティア

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[企画]NPOの真価を探る〜その2

2009 年 4 月 18 日 土曜日

NPOの閉塞性には2つの側面がある。
1つは組織として閉じていること。
もう1つは、「精神的」に閉じていること、である。

例えば環境に関するNPOと、貧困に関するNPOがある。

社会問題というものは、概して現代社会の様々な要素と複雑に絡み合っているものだと俺は思うのだが、そういう意味で「同じ」社会運動を行っているにも関わらず、それぞれが独立、否、孤立していて、「繋がり」が無い、「繋がろう」としないのである。

環境と貧困は、「組織的」に孤立している。

では「精神的」にはどうか、と言うと、これがまた厄介なのだが、自分が今関わっている問題(例えば環境や貧困)を「全て」もしくは「絶対」だと思い込み、閉じる。

精神的な閉塞があるから組織としても閉じてしまうということでもあるのかもしれない。

いずれにしても、この2側面が互いに強め合って、「閉塞性」をさらに強固なものとしてしまっているのである。

前回定義した「NPOポータル」、
NPOを拡げるためのネットワーク、
それが求められる「理由」がココにある。

>続く

[企画]NPOの真価を探る〜その1

2009 年 3 月 28 日 土曜日

「あの、私、教育問題に関心があるんですけど…」

例えば高等学校の進路相談で、ある生徒がこんな風に言った時、大人である先生方は、この生徒にどんな進路を示すだろうか?

「それなら教育関係のNPOで働くといいよ。どんな団体があるのか調べてごらん」

どうだろうか、俺の答えは。
こんなの嘘っぱちじゃん、と感じた人、正解、あなたは頭がいい(笑)

そう。この言葉には大きく2つの困難がある。
1つにはNPOで働くこと。
そしてもう1つにはNPOを調べること。

これが現状。

勘違いしないで欲しい。俺は何も全く不可能と言っているのではない。
現実にNPOで働いて生計を立てている人もいるし、あらゆるものを駆使すれば、日本に数多ある教育関係のNPOをピックアップすることもあるいは可能かもしれない。

ただ、
「一般的でないだろう」、と言っているのだ。

しかし、俺は冒頭の生徒にはやはりこう答えてやりたい。
「それなら教育関係のNPOで働くといいよ。どんな団体があるのか調べてごらん」、と。

何が言いたいのか。

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